上海万博の第3回テーマフォーラム「科学技術イノベーションと都市の未来」が20日、江蘇省無錫で行われた。「科技日報」が21日に伝えた。
科技部の万鋼部長、中国共産党江蘇省委員会の梁保華書記、上海市の韓正市長、江蘇省の羅志軍省長および、世界各国の政府関係者、国際機構、科学技術・学術界の代表など、約700人が出席した。
万鋼部長によると、中国政府は今後、以下の4つの面から都市の持続可能な発展を推し進めていき、科学技術イノベーションにも引き続き力を入れていくという。
(1)都市の生態文明建設を推進し、住みやすい都市の建設に努める。
(2)戦略的新興産業を育成し、発展させ、経済構造の調整を速める。
(3)市場による誘導を強化し、先進技術の応用・普及を推し進める。
(4)情報、知能などの技術の応用・普及を強化し、都市の総合的な管理レベルを高め、センサーネットワーク、知能化技術に基づく完備されたネットワークシステムを打ちたて、都市の防災能力、応 急時対応能力を高めていく。