20日に行われた「科学と中国」専門家巡回講演団の第1回講座で、月探査計画首席科学者で中国科学院院士の欧陽自遠氏は、中国の月探査計画第2期の月探査衛星「嫦娥3号」が 西昌衛星発射センターから打ち上げられる予定であることを明らかにした。「新京報」が21日伝えた。
嫦娥3号に搭載される月面車は中国で最も優秀なロボットで、自動操縦や坂道を上ったり、路線を選択できるほか、最終的にはデータも送信することが可能。
同講演団の科学者等は今年いっぱい毎週末に中国科技館で市民を対象にした無料講座を行う。今月26日午後2時は、ス イスのノーベル物理学賞受賞者ローラー教授と中国科学院院士の薛其坤教授がナノ技術について講演する予定。