国産自動車のシェアはここ3年、増加を続けている。09年にはシェアが50%に近づいたこともあり、これは10年前に比べると大幅な上昇となる。これに呼応して、自動車の部品分野においても、中 国企業のシェアが年々増加しており、特に商用車および2級・3級部品の関連分野は増加が著しい。「中国網」が29日に伝えた。
自動車関連のあるウェブサイトが、国内外の自動車OEMメーカーおよび1級大型部品メーカー400社以上で調達および技術開発を行う専門スタッフ1千人以上に対して調査・研究を行った結果、自 動車部品のセグメント(細分市場)の80%で、中国の部品メーカーのシェアが増加しつつあることがわかった。また、セグメントの40%以上で、中国の部品メーカーのシェアが50%以上となっている。特 に商用車および2級・3級部品の関連分野はシェアが際立っている。
報告結果によると、中国の自動車部品サプライヤーはガラス、バッテリー、ウォーターポンプ、ラジエーター、クラクションなど、10項目以上で優位な地位を占めているという。データからわかるように、中 国の部品メーカーは近年、多くのセグメントで急速に台頭してきており、成長スピードは多くの分野において外資系企業を上回っている。