科技部の公式サイトによると、科技部は国際熱核融合実験炉(ITER)計画に関する2010年国内研究プロジェクトの始動式を武漢で行い、13の関連プロジェクトを本格的にスタートした。こ れらのプロジェクトは、中国科学院、中国核工業集団、教育部、中国工程物理研究院、四川省科技庁などの部門が展開する。始動式では、プロジェクト責任者13人、チーム責任者9人が任命された。人 民網が28日伝えた。
同プロジェクトは、全超伝導トカマク型核融合実験炉(EAST)とHL-2A装置の関連実験や技術開発を重点的にサポートし、ITERの鍵となる技術を消化・吸収、全面掌握するとともに技術革新を進め、磁 場閉じこめ核融合に関わる基礎研究および優秀な人材の育成を積極的に展開していく方針だ。