2010年07月01日-07月02日
トップ  > 科学技術ニュース>  2010年07月01日-07月02日 >  中国の農業、機械化が主流の時代に

中国の農業、機械化が主流の時代に

2010年06月30日

 関係資料によると、中国の農業の機械化は06年から09年にかけ4年連続で前年比3ポイント上昇した。農業の機械化が急速に進んでいる。「人民日報海外版」が29日伝えた。

 広西チワン族自治区柳州市で開催された「2010中国の農業機械化フォーラム」によると、耕作・種蒔き・収穫の総合的な機械化が50%を上回り、中国の農業は機械を主導とする時代に入った。農 業機械が徐々に生産に取り入れられ、農業生産の主力となりつつある。

 昨年、全国の農業の機械化は48.8%に達し、1978年を30ポイント近く上回った。内訳は、耕作機が64%、種まき機が40%、収穫機が37%。これまで手作業が中心だった田植えやイネの収穫、と うもろこしの収穫などでも機械化が急速に進んでいる。

 2015年までに中国の農業の機械化は60%、2020年には65%を超え、穀物の生産は基本的に機械化される。綿花や油料作物、砂糖作物の機械化は大幅に向上し、養殖、果樹栽培、漁業、施設農業、農 産品加工の機械化も推進される。同時に農業機械の社会的サービスも広く展開され、農業の安定した持続的発展に対するサービスがさらに強化されると専門家は予測する。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます