2010年07月19日-07月23日
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「国家手話・点字研究センター」が設立

2010年07月20日

 教育部、国家語言文字工作委員会、中国障害者連合会が共同で設立した「国家手話・点字研究センター」が、北京師範大学にオープンした。「新華社」が18日伝えた。

 06年に行われた第2回障害者調査で、中国には目の不自由な人が1233万人、耳の不自由な人が2004万人いることがわかった。手話と点字は、彼らが外の世界と交流し、社会生活に参加するツールであり、教育を受ける重要な手段でもある。中国障害者芸術団によるパフォーマンス「千手観音」や手話曲の流行に伴い、手話の学習は人々に身近なものとなった。特に、公共サービス業や学生たちには熱心に手話を学ぶ人が多い。

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