総投資額6億元を上回る「国家エネルギー原子力発電工程建設技術研究開発センター」が国家エネルギー局の認可を得て、中国広東核電集団の敷地内に設立された。同センターは中広核工程有限公司(ＣＮＰＥＣ)が建設を請負う。新華社のウェブサイト「新華網」が22日伝えた。
中広核工程有限公司の専門家によると、同センターの設立は、原子力発電プロジェクトの建設レベルを高め、原子力発電プロジェクトの建設に重要な技術を研究する上で必然の成り行きだという。原子力発電プロジェクト建設の質向上とコスト削減、原子力発電事業の促進と産業全体の発展に積極的な役割を果たすと期待されている。
同センターは、国の原子力発電産業政策を基調とし、市場の需要を頼りに、原子力発電所の建設に関わる技術の研究開発を進め、中国の原子力発電プロジェクトの技術と標準の評価・コンサルティングサービス機関および原子力発電技術の導入、消化、吸収、再革新のプラットフォームとしての役割を果たす。