2010年08月02日-08月06日
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初の国産BOPAフィルム生産ライン 操業開始

2010年08月02日

 滄州明珠東鴻包装材料有限公司フィルム事業部(河北省)が独自に開発、設計、製造を手掛けた初の国産BOPAフィルム生産ラインの試験生産が一度で成功、製品の各物性指標はいずれも海外から導入した生産ラインのレベルに達するかそれを上回った。この自主開発した生産ラインの導入により、BOPA生産設備の国産化が実現した。「科学時報」が7月30日伝えた。

 同社は、国内最大のプラスチックチューブおよびBOPAフィルムの生産基地として知られ、現在4本の生産ラインで年間1万8千トンのBOPAフィルムを生産している。今回、同社が自主開発したフィルム生産ラインは全国に先駆けて最先端の技術を採用しており、市場の見通しは明るい。国内ではこれまで独自にBOPAフィルム生産ラインを立ち上げた例はなく、今ある生産ラインはすべてドイツやフランス、日本の製造技術に頼っている。

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