中国初の独自の知財権をもつ軽量型水陸両用機「海鴎300」が4日、中国航空工業集団公司(AVIC)石家庄飛機工業有限責任公司でラインオフした。同機は「小鷹500」に続いて同社が開発に成功した主力機で、これで中国の水陸両用機の空白が埋まる。「科学時報」が12日伝えた。
「海鴎300」は専用の飛行場を必要とせず、長さ600メートル、幅50メートルの水陸滑走路があれば離着陸が可能だ。ビジネスフライトや旅客輸送、貨物輸送、医療救護、航空観測、観光など幅広い活用が期待されている。搭乗定員は4-6人、販売価格は350万元。