2010年08月16日-08月20日
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インターネットは中国経済のモデルチェンジを促進

2010年08月18日

 「第9回中国インターネット大会」の開幕式が17日、北京国際会議センターで行われた。中国インターネット協会の胡啓恒理事長は挨拶の中で、以下のように述べた。新華網が18日伝えた。

 中国のインターネット産業は今年も新たな発展のチャンスを迎え、巨大な価値と潜在力を示した。ネットユーザーの規模も急速に増加しつつある。4億2千万人に上る膨大なネットユーザーは、インターネット産業の発展に向け、巨大なビジネスチャンスと広大な市場をもたらした。

 電子商取引の経営率はますます高まっている。電子商取引のプラットフォームはますます多くの業界にまで発展しているほか、ネットショッピングの市場規模も急速に成長し、消費と経済成長をけん引する大きな動力となっている。

 モバイルインターネットのユーザーも急速に増加しており、情報・通信、ビジネス・金融、文化・レジャーなどの面で応用とイノベーションが進んでいる。
インターネットと伝統的産業の融合から生まれた新興ビジネスモデルは、インターネットの持続的発展に向け、無限の市場チャンスをもたらす一方で、その価値の更なる向上により、市場のアップグレードと、経済成長方式のモデルチェンジに向けて力強いサポートを提供している。

 このほか、クラウドコンピューティングなどの新興産業も、新たな応用機能としてインターネット産業に幅広い市場の可能性をもたらし、関連産業の持続的発展をけん引している。

 インターネットは経済のモデルチェンジを促進する一方で、文化産業の発展も導いている。オンラインゲーム、オンラインアニメ・漫画、オンラインミュージック、オンラインムービーなどのデジタル文化産業は現在、急速に台頭しつつある。

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