商務部は30日、「中国電子商取引報告(2008-2009年)」を発表した。それによると、09年の中国のネットショッピング利用者数は前年比45.9%増の1億800万人に上った。ネットショッピングの利用率は持続的に増え、すでに28.1%に達している。商務部の蒋耀平副部長は、ネットショッピング概念の普及にともない、ネットショッピングはネットユーザーの消費生活の一部となりつつあると指摘する。「人民日報」が31日伝えた。
09年度、ネットショッピング市場の取引額は2586億元に増え、社会消費品小売総額の2.06%を占めた。今後3年から5年で、この割合は5%に達する見通しだ。調査会社のデータによると、08年と09年は前年比30%増のペースでネットショップが新規開業した。しかし、膨大なネットショップ数のわりに小規模の店舗が多く、比較的高級品を取り扱い、規模の大きいネットショップの数はまだ少ない。