2010年09月01日-09月03日
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北京・中関村に75平方キロのサイエンスシティ建設へ

2010年09月03日

 中関村科学城(サイエンスシティ)の建設プロジェクトの調印式が2日、北京で行われた。2015年までに同シティの技術・工業・貿易の総収入は1兆元を上回る計画だ。同プロジェクトが完成すれば、革新的な優秀な人材が集結し、世界の先端技術が導入され、革新活力に満ちたエリアが形成され、革新型国家建設の強力なエンジンと世界的に影響力をもつ科学技術革新の中心となる新たなランドマークとなる。 「中国網」が3日伝えた。

 総面積約75平方キロメートルの中関村科学城は、中関村国家自主革新モデル区核心区の核心であり、最も知力が密集し、最も条件が整い、最も研究成果が豊富な科学技術エリアでもある。同エリアには全国の36%を占める、100以上の国家重点実験室や国家工程センター、航天科技集団や聯想集団(レノボ)など6千以上のハイテク企業、中国科学院中国工程院のアカデミー会員523人が集まっている。エリア内の研究機関や企業の多くは「核心電子部品、ハイエンド汎用チップ、基礎ソフト製品」、大規模な集積回路、次世代モバイル通信、大型機などの国家重大科学技術プロジェクトの核心任務を担っており、新エネルギー、新素材、情報技術、バイオ技術などの分野で豊富な技術革新成果を出している。

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