2010年09月13日-09月17日
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ネット小売額、今年上半期2千億元突破

2010年09月13日

 世界最大級の企業間国際取引サイト・阿里巴巴(アリババ)が10日発表した統計によると、今年上半期のインターネットでの小売額は前年同期比105%増の2118億元に達した。その伸びは従来の社会消費品小売の6.5倍となった。「中国証券報」が伝えた。

 第7回インターネット企業大会で発表された「2010年度インターネット企業発展研究報告」によると、今年上半期の中国の電子商取引額は2兆1千万元、うち中小企業のB2B(企業間取引)が1兆1千万元、小売額が2118億元だった。

 アリババ研究センターの盛振中シニアアナリストによると、ネット小売額は07年から09年にかけ年平均117%のペースで成長し、長年急成長を続けている。しかし、急成長はしているものの、その社会小売総額に占める割合は欧米などの先進国に遠く及ばない。09年のネット小売額は2500億元に達し、社会小売総額の2%を上回ったが、米国ではこの割合が7%、欧州では5%、韓国では10%に上った。

 中国には4億人のネットユーザーがいるが、そのうちの3分の1がネットショッピングを利用している。

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