中航工業江西洪都航空工業集団の張弘技師は、6機目の高等練習機「L-15」のテスト飛行が今月実施される見通しを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が12日付けで伝えた。
同社がL-15の開発事業に取り組み始めてすでに7年になる。2006年3月13日、高等練習機「L-15」の最初の試作機が初めて空を飛び、中国が自主開発した新型高等練習機として注目を集めた。
その後、洪都集団は立て続けに2機の試作機を生産、4機目の練習機は2008年、5機目の練習機は2009年に初飛行に成功した。今年も6機目の練習機を今月飛ばす計画だ。テスト飛行が成功すればすぐに量産に入るという。
6機目のL-15は戦闘入門型の高等練習機で、これまでの機種に比べ、機首が長くなるなど外形が変化。エンジンも強化され、より高い機動性が備わった。