2010年10月11日-10月15日
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中国、時速500キロ以上の高速列車開発へ

2010年10月20日

 中国が時速500キロメートル以上の高速列車の開発を始めたことが「鉄道橋梁技術国際フォーラム」で明らかになった。新華社のウェブサイト「新華網」が19日付けで伝えた。

 中国は現在、337組の高速列車「和諧号」を導入しており、開発技術、製造技術においては世界トップレベルにある。鉄道部の何華武技師は武漢で講演した際、時速380キロの高速列車に続き、時速400-500キロの高速列車の動力学に関する研究を進めていると紹介した。

 今年9月28日に実施された上海と杭州を結ぶ高速列車の試運転で、独自の知財権をもつCRH380A型次世代高速列車「和諧号」が416.6キロの世界最高時速をマークした。現在、時速500キロを超える高速列車のテストと開発を急いでいる。

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