「第1回中国孫子の兵法研究成果賞」が16日、山東省広饒県で発表され、31作品が入賞した。「科学時報」が20日付けで伝えた。
「孫子の兵法」は中国および世界で兵学の至宝と謳われている。中国孫子の兵法研究会主催、山東孫子研究会、山東省広饒県協賛による第1回中国孫子の兵法研究成果賞の応募受付が始まって以来、国内外の孫子の兵法の研究者から多大な支持と積極的な参加があった。中国、日本、イラン、マレーシアや台湾、香港などの専門家が1989年以降正式に出版・発表された、専門書や教材、翻訳書、論文、ハウツー本、古書整理など孫子の兵法に関する100以上の研究成果を応募した。
審査の結果、「孫子校訳」「孫子の兵法軍官読本」「兵以詐立：私が読む『孫子』」「孫子の兵法と戦争論比較研究」の4作品が重大貢献賞を受賞。「孫子兵学文献要約」｢現代の戦争における孫子の兵法の理論価値｣「孫子学通論」「孫子の兵法謀略新解」「孫子の兵法教本」「日本の孫子書知見録」の6作品が傑出成果賞に選ばれた。
このイベントは今後2年に1度のペースで行われる。