北京大学航空倶楽部の設立セレモニーが25日、北京で行われた。同倶楽部は、北京大学工学院とボーイング社の後援で設立された。「科技日報」が26日付で伝えた。
北京大学工学院の陳十一院長は、「北京大学工学院とボーイング社はこれまで良好な協力関係を築いてきた。今回、ボーイング社と共同で設立した航空倶楽部の趣旨は、航空倶楽部をプラットフォームとし、姉妹校との協力を深め、学生により多くのチャンスを提供し、北京大学航空航天学部の発展を後押しすることにある」と語った。
ボーイング社は中国の6大学に航空倶楽部を設立する計画で、その第1号が北京大学。大学に航空倶楽部を設立する目的は、航空事業に興味をもつ次の世代の学生を支援し、ボーイング（中国）と大学生が交流する中でより大きな進歩と発展を目指すことにある。航空倶楽部は校内でコミュニティサイトを開設するサポートのほか、航空宇宙分野への理解を深める様々な協力のチャンスを学生に提供する。大学航空倶楽部を通じて、ボーイング社は中国の優秀な大学生が航空宇宙事業に身を投じ、その科学研究の探求から新しいアイデアを吸収したいと考えている。