2010年10月18日-10月22日
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「国際バイオ医薬産業発展フォーラム」が北京で開催

2010年10月27日

 北京市科学技術委員会の主催、北京バイオ技術・新医薬産業促進センターの協賛による「第14回北京国際バイオ医薬産業発展フォーラム」が25日、北京で開催された。

 「G20北京バイオ医薬産業飛躍発展プロジェクト」が今年正式に始まって以来、販売収入は110億9000万元、利益は22億7000万元と、それぞれ北京の医薬工業の販売収入の44.1%と利益の54.9%を占め、北京のバイオ医薬産業の発展を支える重要な力となった。また、10億元規模の大型プロジェクトが3つ始まり、業界は将来的な自信を強めている。その一つは、フランスの製薬会社サノフィ・アベンティスが9000万ドル投資してスタートした、世界で最も新しい持効型インスリン「ランタス(LANTUS)」事業。2012年には生産高30億元に上る見通しだ。2つ目は、北京以岭薬業が河北省本社から北京に直接移した、売上高1億元規模の「参松養心カプセル」と「蓮花清瘟顆粒」の生産。3つ目は揚子江海燕薬業がまもなくスタートする「蘇黄止咳カプセル」の生産だ。

 北京のバイオ医薬産業には成長が期待される基幹企業をはじめ、ドイツのバイエル薬品など国際的な医薬品会社が集結し、産業規模と成長率を拡大している。すでに飛躍的に発展する産業基盤が整い、「第12次5カ年計画(2011-2015年)」の期間に戦略的産業から支柱産業へと邁進する力を蓄えたといえる。

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