中国初の中低速リニアモーターカーのモデル路線「S1線(門頭溝線)」が12月28日、北京で着工する。2012年に試運転に入る予定。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
北京市門頭溝区で2日開かれた記者会見によると、S1線第1期工事は苹果園を始発駅、石廠を終点とする全長10キロ。
今回の工事のため立ち退いた住民は永定地区11村の6428世帯1万3117人。面積にして83.5万平方メートルにおよび、工事関係者と住民との間ですでに補償案が取り交わされた。協議締結後、補償案は公開され、補償基準の統一が図られる。