2010年11月01日-11月05日
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第8回珠海航展 塗装を一新した「殲-10」が登場

2010年11月05日

「青空の儀仗隊」と呼ばれる中国空軍の八一アクロバットチームは、多くのネットユーザーが支持する中、新たな外観を獲得した。塗装を一新した「殲-10」(アクロバット機)はこのほど、華北地区のある空港から飛び立ち、第8回中国国際航空航天博覧会(珠海航展)に姿を現した。「科技日報」が5日に伝えた。

八一アクロバットチームは1962年の結成以来、「MiG-15bis」、「殲-5」、「殲-6」、「殲教-5」、「殲-7EB」、「殲-7GB」などのアクロバット機を使ってきた。2009年6月、本部の認可により、「殲-10」の塗装を一新することが決定した。

空軍は今年6月12日、「利剣(鋭い剣)」をテーマにした4つの塗装案をウェブサイト「航空網」で発表、国内の軍事関連のウェブサイトともリンクし、ネットユーザーからの意見を募った。この塗装案には発表から18日間で115万2263人がアクセスし、投票活動も盛り上がった。投票者はのべ35万3153人に達し、5千件以上の建設的な意見が寄せられた。

空軍は比較・分析を行った結果、最終的に紺色を基調とし、銀、中国国旗の赤をあしらった塗装案が確定された。

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