新しく塗装された、人民解放軍空軍のアクロバットチーム「八一飛行表演隊」の戦闘機「殲-10(J-10)」が8日、珠海に到着した。同地で開催される第8回中国国際航空宇宙博覧会に参加する予定。9日付の「広州日報」が伝えた。
同アクロバットチームの厳鋒師長によると、珠海航空ショーの開催中、八一飛行表演隊が毎日デモンストレーションフライトを行うという。1回のデモフライトは22分、18種類の動作を披露する。同時に、パラシュートや航空機の展示も行われる。
J-10は、中国が独自に開発した超音速戦闘機で、高性能を誇る次世代の主力戦闘機といわれる。機動性が高く、J-7より小さいカーブで方向転換が可能なため、さらに見ごたえのあるデモンストレーションが期待できるという。