2010年11月15日-11月19日
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第8回珠海航展、6つの見所

2010年11月18日

国内外の航空宇宙企業600社以上が参加する「第8回中国国際航空航展博覧会(珠海航展)」が16日、珠海で開幕した。開催期間は6日間。次世代航空製品である戦闘機「殲-10」や「梟竜」、国産大型旅客機「C919」など数多くの機体がお目見えする。「科技日報」が17日に伝えた。

今回の珠海航展の見所は以下の6つだ。

(1)塗装を一新した「殲-10」を使った注目の空軍八一アクロバットチームによるパフォーマンス。八一チームは新しい「殲-10」を使った初の国際航空ショー参加となる。

(2)パキスタン空軍の戦闘機「梟竜」3機によるフライトパフォーマンスと地上での静態展示。「梟竜」が国際的な大型航空ショーで正式なパフォーマンスを行うのは今回が初めて。パキスタン空軍は「『梟竜』の初パフォーマンスを中国で行うのは、梟竜が中国で製造されたからだ」と述べる。

(3)最大の国産ヘリコプターが初公開。今年3月に初フライトに成功した中国最大(13トン級)の大型民間用ヘリコプター「AC313」が初めてのフライトパフォーマンスと静態展示を行う。

(4)初フライトに成功したばかりの軽量多目的水陸両用機「海鴎300」と高級訓練機「猟鷹06」の展示。これは中航工業がMA600に次いで珠海航展で展示する最新機種となる。

(5)60周年国慶節の閲兵式に参加した「空警200」、「殲轟7A」、「轟油6」、「殲8D」、「直9」などの機種が公開される。

(6)「航空デー」にはアクロバット飛行のパフォーマンスが行われ、中航工業の花形機種が次々とお目見えする。

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