2010年11月15日-11月19日
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「2010中米科学教育フォーラム」が上海で開催

2010年11月18日

中国青年科技補導員協会、 全米科学教育連合会(NSTA)、上海市科学技術協会が共同で主催する「2010中米科学教育フォーラム」が16-18日、上海で開かれた。中米両国の科学教育界の名立たる研究者が科学教育に関するプランと経験を分かち合うことをテーマに踏み込んだ議論を行った。人民網が17日伝えた。

中国青年科技補導員協会の陳賽娟理事長が開幕式であいさつし、「中国は今、専門の知識教育から人材の資質教育に方向転換を図る新たな段階にきている。発展途上にある中国は、世界各国と協力し科学技術の進歩と教育の発展に力を尽くしていきたい。今回のフォーラムは中米両国の科学教育の発展をベースに、交流や各自の経験紹介に重点を置き、科学と教育を結びつけ、科学技術分野の新たな人材および科学的資質をもつ市民をより多く育成していくことを目指している。これが国の科学技術の進歩と技術革新を実現する基盤となる」と語った。

今回のフォーラムでは42人が講演、大会論文集には講演の要旨29編のほか、中国青少年科技補導員協会が選んだ論文の要旨30編が収録された。

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