2010年11月22日-11月26日
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成都が全国初の「著作権保護モデル都市」に

2010年11月23日

 「第3回知的財産権と都市発展に関する市長セミナー」が22日、四川省成都市で開かれ、国家新聞出版総署(国家版権局)が全国初となる「著作権保護モデル都市」の称号を成都に授与した。統計によれば、昨年、成都の著作権登録件数は3000件以上、うちソフトウェアの著作権が前年比40%増の約1300件に上った。科技日報が23日伝えた。

 国家知的財産権局が主催、成都市政府が協賛する今回のセミナーには世界知的所有権機構(WIPO)をはじめ、国務院各部・委員会、全国65都市の大学、企業の代表など200人余りが参加。国家知的財産権局は大連、寧波、廈門(アモイ)、南京など22都市に第4弾となる「国家知的財産権活動モデル都市」の称号を授与した。

 「知財権公共サービス体系の確立が知財権事業の発展および経済の成長パターン転換を促進」と題した講演で成都市の白剛副市長は、「ここ数年、成都は総合的な共有サービスプラットフォームをはじめ、財産権の流通・総合的保護・末端サービス・文化育成システムの構築を通じた世界的な近代田園都市建設のプロセスにおいて、知財権戦略を全面実施、地域の自主革新力を高め、知財権の産業化を加速し、公共サービス方式を革新することで、知財権によって都市の発展を推し進める道を見いだした」と述べた。

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