23日に上海で開かれた見本市で、音楽にあわせて踊る小型油圧掘削機の周りに人垣ができた。中国新聞社が伝えた。
中国工程機械企業三一重機が独自に開発したこの掘削機は100%電動で、低騒音、CO2の排出ゼロ、低炭素で環境にやさしいため、特に環境への要求が高い都市建設や水利改造事業に適している。この開発成功により、中国の全電動式油圧掘削機の開発能力はさらに高まった。
おもしろいことに、この掘削機はリモコン操作で無線データのモニタリングのほか、音楽・音声によるコントロールができ、現場の作業員が音楽を選ぶだけで、機械は自動的に音楽の変化にあわせて掘削スピードや掘削力を変える。このほか音声コントロール機能を搭載し、外部の音声を識別して命令通りの作業を行うため、操縦者はより操作がしやすくなったほか、世界先端の電動技術を採用し、従来の発動機と燃料システムに代わって充電式バッテリーと電動機が搭載されたため、省エネで環境にやさしく、適応性が高まった。