2010年12月13日-12月17日
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メラミン検査方法の評価制度が確立

2010年12月14日

 数多くのメラミンの検査方法と検査技術の中で、どれが正確で、速く、経済的で、使用に向いているか?中国計量科学研究院の測定プラットフォームで公正かつ客観的にこれを評価できるようになった。今月初め、この検査プラットフォームは国家質検総局科技司が組織した専門家の審査を通過した。新華社のウェブサイト「新華網」が14日付で伝えた。

 2008年に三鹿集団が起こした粉ミルク問題以降、科学的 かつ合理的にメラミンの検査方法を選択するため、中国計量科学研究院は検査方法の評価制度を確立するよう提案し、科技部が進める「メラミンスピード検査技術測定プラットフォーム構築」プロジェクトに加わった。

 このプラットフォームは、サンプルの測定結果に基づき技術評価を行う、国内で初めて現場測定、評価計画、判別根拠、専門家による審査、現場での測定結果発表の統一化を図った、メラミンの検査方法評価モデル。国際基準をベースに、乳製品中のメラミンのガスクロマトグラフィー同位体希釈質量分析法と液体クロマトグラフィー同位体希釈質量分析法を確立し、すばやく検査方法を評価する技術的基盤が固められる。

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