2011年01月24日-01月28日
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江蘇省、今年の研究開発費1千億元超見通し

2011年01月24日

 江蘇省科学技術工作会議で17日、第12次5カ年計画(2011-2015年)のスタートする今年、同省は社会全体で1千億元を上回る研究開発費を投入し、全国で最も科学技術資源が集まる革新・創業地域を目指す方針だ。科技日報が24日伝えた。

 昨年の同省の研究開発費840億元と域内GDPの2.1%を占め、革新型国家の投入水準に達し、地域革新力は全国一を維持している。今年は▽新興産業の倍増▽サービス業の急成長▽伝統産業のグレードアップ--という3大計画を実施するほか、産業の底上げに重点をおき、科学技術成果の応用と産業化を大いに推進し、国内企業が独自の知財権とブランド製品の生産高に占める割合を50%以上、ハイテク技術産業に占める割合を50%以上にすることで競争力を高める。

 江蘇省では2015年までに、▽社会全体の研究開発費が域内GDPに占める割合を2.5%▽ハイテク技術産業の生産高が工業に占める割合と高級品の生産高がハイテク技術産業の生産高に占める割合をそれぞれ40%以上▽科学技術の社会に対する貢献度を60%以上▽技術の対外依存度を30%以下―にしていく計画だ。

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