2011年02月14日-02月18日
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ハイテク産業の生産総額、年平均15%増

2011年02月18日

 科学技術部は、第11次5カ年計画期間中(2006-2010年)、中国のハイテク産業の規模は著しく拡大、生産総額は年平均15%の伸びを示し、09年には6兆元に達したと明らかにした。科技日報が18日伝えた。

 09年の技術取引の市場規模は05年の2倍の3039億元にのぼった。国家ハイテク産業開発区は「第二次成長」という重要な進展があった。09年、56の国家ハイテク産業開発区で工業増加値が1兆5400億元に達し、全国の工業増加値の10%を占めた。輸出による外貨収入は2007億ドルで全国の輸出の16.7%を占めた。国家ハイテク産業開発区の国内総生産(GDP)1万元当たりに占めるエネルギー消費量は全国平均のわずか45%と、先進国並みの水準だった。国家ハイテク産業開発区内の企業の研究開発投資は全国の研究開発投資の23%を占め、発明特許は国内全体の50%におよんだ。国家ハイテク産業開発区では高い市場シェアを占め、競争力のある、全国および世界で影響力のある産業クラスターが形成された。

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