2011年02月21日-02月25日
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中国、深海や遠海での養殖技術開発

2011年02月24日

中国科学技術部は23日、5年間かけて、国家高度技術研究発展計画(863計画)「深水かご網養殖自動制御技術と装置」研究が一連の成果をあげた。中国の海水施設の養殖装置技術は世界トップクラスの仲間入りをし、深海や遠海施設での養殖産業化の生産能力を備えた。中国網が24日伝えた。

 中国は海洋大国で、海洋の自然条件に優れ、海域は広いが、養殖装置の技術は立ち遅れており、漁師が深海や外海で養殖することができなかった。このため限られた浅海の砂浜や沿海の港湾で負担の大きい養殖を余儀なくされ、漁師は汚染、病害、台風などによる深刻な経済的被害を被ってきた。魚類の質は落ち、浅海の生態環境は破壊され、沿海養殖は不安定な状況にあった。海水養殖が直面する産業発展の難題や、深水かご網養殖および産業発展の技術的要求に対応するため、中国は国情に合った深水かご網工業化養殖装置を開発、効率的かつ健全な海水養殖産業の発展に向け技術的サポートを提供する。

 深水かご網の関連技術の普及により海水養殖の可能性は広がり、海洋農業経済効果が高まるとともに、土地資源の制約が緩和され、近海環境の改善につながると期待されている。

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