2011年02月21日-02月25日
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中国、今後5年で月面着陸探査などの技術克服へ

2011年02月25日

 中国航天科技集団公司(CASC)は24日、第12次5カ年計画期間中(2011-2015年)、有人宇宙飛行計画、月探査計画、第2代ナビゲーター、高解像度対地観測システムなどを代表とする国家重大科学技術特別任務を遂行し、宇宙空間でのドッキング、月面着陸探査、複数衛星ネットワーク構築、新型運搬ツール、長寿命で高信頼性の衛星プラットフォームなどを代表とする一連のカギとなる技術を開発すると発表した。中国新聞社が25日伝えた。

 向こう5年間は中国が革新型国家を建設し、宇宙開発大国から強国に邁進する重要な戦略的時期であると同時に、CASCが戦略的構造転換を加速し、宇宙技術の産業体制を全面的に構築し、世界一流の宇宙開発企業に成長する重要な時期でもある。同社は宇宙空間でのドッキング、月面着陸探査などの技術開発を含む3つの重点事業に取り組む方針だ。

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