国家林業局の祝列克副局長はこのほど北京で行われた「内蒙古・ホルチン沙地生態環境整備・産業化プロジェクト始動式典」に参加し、以下のように述べた。経済参考報が15日に伝えた。
中国の砂漠化防止・砂漠化対策の成績は目覚しく、砂漠化した面積は減少しつつあるが、依然として厳しい試練に直面している。中国には砂漠化した土地が173万平方キロメートルあるが、現在整備が待たれている53万平方キロメートルの整備が終わるのは、現在のスピードで計算すると約300年後だ。また、人口の増加、経済発展、環境容量間の矛盾も依然として大きく、砂漠化防止・砂漠化対策への資金投入と実際のニーズにも大きな開きがある。砂漠化防止・砂漠化対策業務を加速するためには、政府の主導に頼る一方で、社会からの参加を積極的に集めなければならない。