2011年03月28日-03月31日
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中国86都市が「アースアワー」に参加

2011年03月28日

 世界自然保護基金(WWF)の呼びかけで行われた国際的な環境保護イベント「アースアワー」が26日、幕を閉じた。中国のほか、133カ国・地域が消灯のリレーを行った。中国では北京時間の夜8時半、八達嶺の万里の長城、北京五輪の競技会場「鳥の巣」や「ウォーターキューブ」、上海の東方明珠など各地のランドマークをはじめ、86都市のコミュニティ、企業、学校が1時間の消灯に参加し、地球温暖化防止への行動を実践した。新華網が26日伝えた。

 今回のイベントには、世界一の高層ビル、ドバイタワーやニューヨークのタイムズ・スクウェア、パリのエッフェル塔、シドニー・オペラハウス、エジプトのピラミッド、シンガポールのマーライオンなど世界的なランドマークが参加した。

 中国で「アースアワー」が行われたのは今年で3年目。アースアワーは、世界自然保護基金が個人やコミュニティ、企業、政府に毎年3月の最終土曜日の夜8時半から9時半まで1時間の消灯を呼びかけ、地球温暖化防止の意思を表明するというもの。

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