2011年04月04日-04月08日
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中国青海省、木里炭田の総合開発に着手

2011年04月06日

 中国青海省に位置する木里炭田の総合開発プロジェクトが4日、着工した。総合的な資源利用の強化と循環型経済の発展を見据えたもので、木里炭田の開発が新たな段階に入ったことを意味する。青海省政府はこのほど、木里煤業(石炭業)開発集団有限公司を設立し、同公司傘下の企業は全て資源総合開発の作業区域に入居した。人民日報が6日伝えた。

 木里炭田鉱区は青海省の海西蒙古(モンゴル)族自治州天峻県と海北蔵(チベット)族自治州剛察県の境に位置する。東西50キロ、南北8キロで、江倉、聚乎更、弧山など4つの鉱区からなる。埋蔵量は35億4千万トン、可採埋蔵量は7億4900万トン。炭質は主にコークス用炭、粘結炭、ガス用炭、非粘結炭など。

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