2011年04月11日-04月15日
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中国、今年20回あまりの打ち上げ任務を実施へ

2011年04月11日

 10日、8基目のナビ衛星「北斗」の打ち上げが成功し、中国の2011年における高頻度の打ち上げ任務が幕を開けた。計画によると、今年は「天宮1号」、「神舟8号」および、ナビゲーション衛星「北斗」を代表とする20回あまりの打ち上げ任務が実施される。人民日報が11日に伝えた。

 中国宇宙分野は現在、高頻度の打ち上げ時期に入っている。第12次五カ年計画(2011-2015)期間中、中国の打ち上げ回数は100回を上回る見込みだ。

 中国宇宙科技集団公司ナビゲーションプロジェクト弁公室・呉東主任によると、高頻度の打ち上げは、関連製品の研究開発、打ち上げ、観測・制御などの各能力が試されることから、さまざまな措置を講じて打ち上げの順調な実施を保証する必要があるという。

 西昌衛星発射センターの孫保衛・党委員会書記によると、西昌衛星発射センターは高頻度の打ち上げに向けた要求を満たすべく、発射場の技術レベル、総合的な管理能力を向上したという。

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