2011年04月11日-04月15日
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アジア最大の電子見本市、香港で開幕

2011年04月14日

 アジア最大の電子見本市、「第8回香港春季エレクトロニクスフェア」が13日に開幕した。同イベントを主催する香港貿易発展局(HKTDC)の周啓良副総裁は、「電子製品のニーズは高まりつつある。デジタルテクノロジー、モバイル通信、環境保護及び革新的な電子消費財などが今年の人気製品となるだろう」と述べた。人民日報海外版が14日に伝えた。

 エレクトロニクスフェアの開催期間は4日間で、企業2450社が出展する。展示品のカテゴリーは各種オーディオビジュアル製品、デジタル映像製品、ビデオゲーム製品、家電、車載電子製品・ナビゲーションシステム、太陽光発電技術及び通信機器など。また、市場のニーズに合わせ、「シルバー層向けエリア」及び「スマート電子付属品エリア」が追加された。

 周副総裁は「香港では年末、デジタルラジオ放送がスタートし、映像・音響機材に対する消費者ニーズも日に日に高まっている。スマートテレビや3D立体テレビなどの製品もますます普及している。また、高齢者人口が増えるに伴い、シルバー層向け製品のニーズも大幅に高まった。消費者の環境意識の高まりに伴い、環境友好型の電子商品市場も成熟しつつある」と述べる。

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