2011年04月11日-04月15日
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北京、今年中に6件の知能交通システムモデル事業を実施

2011年04月15日

 北京市交通委員会の責任者はこのほど行われた北京知能交通システムの建設をめぐる作業会において、知能交通システムのモデル事業一覧(計6件)及び需要に関する情報を発表した。それによると、長安街のバス停では、年内に電子表示板システムが設置され、このシステムを利用すれば、次のバスがバス停につくまでの距離や時間などをリアルタイムでチェックできるようになる。新京報が15日に伝えた。

 同責任者はこのほか、地下鉄のピーク時乗車制限に関し、「多くの駅では現在、目測とICカード乗車券の使用情況から乗客数のピーク時を確定している。データ収集システムが設置されているのは今のところ3カ所の乗換駅のみだ。今後は地下鉄駅の全てに乗客数データ収集システムを設置し、より精確な統計をとっていく。これらのデータに基づき、より細かく適切な乗車制限時間を設定し、措置を講じていく」と述べた。

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