広州天適集団は十数年にわたる品種導入や選別育種実験を通じて、汚水環境で成長可能なマングローブ品種の育成に成功した。この「汚水を食べる」マングローブはその巨大な根の中に含まれるタンニンが重金属イオンと化学反応を生じ、重金属の毒性を失わせることによって水質を浄化、自然の生態系を回復することができる。マングローブ林の育成の成功により、マングローブが持つ浜辺や湿地の生態バランス維持機能を内陸の湿地生態系へと拡大し、内陸地区の洪水予防や都市部の河川・湖沼の水質汚染対策、沿岸環境の美化、生態系の多様性保全などで大きな役割を発揮することになる。新華網が22日伝えた。