2011年04月18日-04月22日
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中国、環境への負担は世界一

2011年04月22日

 中国科学院中国工程院の院士50人以上、専門家数百人が3年をかけて執筆した「中国環境マクロ戦略研究報告」が21日、北京人民大会堂で発表された。中国が環境保護戦略をめぐる研究を実施したのはこれが初となる�・楊影鵑・2日に伝えた。

 研究報告は、「中国の環境問題は、局地的に改善は見られるものの、全体的にはまだ抑制されておらず、情況は依然として深刻であり、環境への負担は引き続き強まっている。中国の環境への負担はいかなる国よりも強く、環境・資源問題はいかなる国よりも際立っており、問題の解決はいかなる国よりも困難だ」と指摘した。

 環境保護部の周生賢部長は、「環境保護部は同報告で提起された戦略目標を実現するべく、多くの部門と共同で取り組んでいく。2020年までに、主要汚染物質の排出を抑制し、環境の安全性を効果的に保障する。2030年までに、汚染物質の排出総量を全面的に抑制し、環境の質を全面的に改善する。2050年までに、環境の質を日に日に高まる人々の物質的生活水準と適応させ、社会主義近代化強国としての中国に相応の環境の質を目指す。

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