2011年04月25日-04月29日
トップ  > 科学技術ニュース>  2011年04月25日-04月29日 >  広西:妊娠14週以上許可なく中絶した妊婦は3年間出産できず

広西:妊娠14週以上許可なく中絶した妊婦は3年間出産できず

2011年04月27日

 「広西チワン族自治区:医学的必要のない胎児性別診断および性別選択的人工妊娠中絶の禁止に関する規定(修正案)」がこのほど、同自治区人民代表大会の第20回会議に上程された。法制日報が伝えた。

 同案は妊娠中絶手術において遵守すべき規範や妊娠中絶薬の管理制度に関する規定をさらに明確化すると同時に、違法行為への行政処罰を強化している。胎児性別診断は自治区衛生行政当局の指定した医療保険機関のみが実施できる。法定出産条件を満たす妊娠14週以上の妊婦は、証明書を提出しなければ中絶手術を受けることができない。

 法定出産条件を満たし、すでに「出産服務証」の交付を受けながら、妊娠14週以上で医学的必要のない中絶手術を受けようとする場合、県政府計画出産行政部門または所在郷(鎮)人民政府、街道弁事処計画出産事業機関の許可と、しかるべき証明書の取得が必要となる。法定出産条件を満たす妊娠14週以上の妊婦で、許可なく妊娠中絶手術を受けた場合、県人民政府人口・計画出産行政部門はその後3年間当該女性の出産を認めない。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます