2011年05月09日-05月13日
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人宇宙飛行50周年を記念する写真展が北京で開幕

2011年05月13日

 北京・中国科学技術館で12日、「有人宇宙飛行50周年記念写真展」が開幕した。人類初の宇宙飛行という画期的な出来事を記念し、中国とロシアの宇宙分野、特に有人宇宙飛行技術をめぐる交流・協力をより推進することが目的。人民日報が13日に伝えた。

 中国科学技術協会の韓啓徳主席(全国人民代表大会常務委員会副委員長)は開幕式の挨拶の中で、「50年前、旧ソ連の宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンが有人宇宙船ボストーク1号で108分間にわたる人類初の宇宙飛行を実現し、世界を驚愕させた。中国は2003年に初の有人宇宙飛行に成功した。その後、複数の飛行士による数日間にわたる宇宙飛行や、船外活動などを実施し、その中で多くの科学実験・応用実験を行ってきた。有人宇宙飛行技術は現在、世界で最も代表的・包括的なハイテク分野となっている。50年間の実践で、有人宇宙飛行技術の急速な発展はエネルギー・情報の近代化を促進するだけでなく、科学技術の構造的な変革及びその他の最新技術の発展を積極的に牽引し、人類社会の発展と進歩に重要な影響を及ぼすことが表明された」と述べた。

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