5月16日、遼寧省瀋陽市の芸術館が「古生物化石」をテーマとする展示会を開いた。その中に、雄雌一対の孔子鳥の化石の愛情豊かな、優美な姿は人々に感動を与え、1億余年前の「情愛深い鳥」を呼び起こさせる。写真は、復元後の雄雌一対の孔子鳥で芸術館に展示されているもの。
化石中の孔子鳥の保存状態は完璧で、体の状態は明確で、いきいきとしていて、骨格以外に、羽毛と一部の筋肉組織も非常にくっきりとしている。孔子鳥が生息していたのは、今から約1.25億年から1.1億年前とされ、現在知られている中では歯のない角質の嘴をもつ鳥類としては最も早いものとのこと。