2011年度「ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト(ICPC)」の世界総合決勝戦が米オークランドで行われた。昨年度の上海交通大学に続き浙江大学が総合優勝を果たし、中国代表がタイトルを保持した。科学時報が1日付で伝えた。
今回は中国の復旦大学、香港中文大学、台湾大学などから22チームが総合決勝に進出。優勝するのは最短の時間で最多の課題に正解したチームだ。浙江大学チームは最短の時間で8つの課題を完成させ勝利。数少ない女性選手の莫孟怡さんは「課題を解くには計算幾何学など基礎知識を使う必要のあることが多いですが、こうした基礎知識と応用知識を結びつけて初めてスムーズな解が可能になります」と説明した。