2011年06月20日-06月24日
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通信衛星「中星10号」の打ち上げに成功

2011年06月21日

 西昌衛星発射センターで21日午前0時13分、通信衛星「中星10号」を搭載したロケット「長征3号乙」の打ち上げが成功した。人民網が21日に伝えた。

 「中星10号」は中国衛星通信集団有限公司が運営・管理する10基目の衛星であり、中国空間技術研究院が中国独自開発の衛星「東方紅4号」をプラットフォームとして開発したもの。打ち上げ計画は2008年に始動し、約3年間を経て今回の打ち上げとなった。

 中国衛星通信集団有限公司の卓超・総経理は、「『中星10号』は『中星5B』に代わり、中国及びアジア太平洋地区向けにラジオ・テレビ、データ転送、ブロードバンド・マルチメディアなどの業務を行っていく。『中星10号』の各性能は『中星5B』を上回っており、大容量、広範囲、強出力、高信頼性、長寿命などの特徴を持ち、国の情報転送の安全確保にとって重大な政治的意義を持つ」と述べる。

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