国家測量地理情報局は28日、「デジタル中国地理空間フレームワーク」（DCGF）と情報化測量システムを2015年までに構築する方針を明らかにした。新華社が28日付で伝えた。
DCGF構築の重要な足掛かりとして、デジタル都市の建設が近年急速に進められている。現在までに150都市がデジタル都市建設に試験的に取り組み、都市の科学的政策決定、精密な管理、効率的サービス、低炭素運行の促進面でプラスの効果を発揮している。
国家測量地理情報局の王春峰副局長は、第12次五カ年計画期間に全国でデジタル都市建設を全面的に進め、333の地級市と条件を満たす一部県級市でデジタル都市建設の完成を目指す方針を明らかにした。すでにデジタル都市建設を完成した都市では、デジタル都市データの更新速度を増やし、デジタル都市間の横のつながりや省・国との縦のつながりを段階的に実現するとともに、応用と普及を一層強化し、広範な業務応用システムを構築して、デジタル都市が政府の管理と政策決定、市民生活により大きな貢献を果たすようにする計画だ。