2011年07月04日-07月08日
トップ  > 科学技術ニュース>  2011年07月04日-07月08日 >  中国のネットショッピング取引額、今年7600億元突破か

中国のネットショッピング取引額、今年7600億元突破か

2011年07月08日

 中国電子商取引協会・デジタルサービスセンターは北京で6日、「2011年中国電子商取引産業研究報告」を発表した。報告によると、ネットショッピングは今や、ネット消費の成長を牽引する最も重要な動力となっており、今年は中国のネットショッピングの市場規模が7634億1千万元に達すると見られる。ただし、中国のネット取引の全体的な信頼度は依然として楽観できない。中国新聞網が6日に伝えた。

 データによると、昨年上半期、中国のネット消費額は4734億元に達し、通年では初めて1兆元を超えた。通年の増加率は48.8%で、1人あたりのネット消費額は206元/月に達した。そして今年、中国のネットショッピング支出はネット消費総額の半分以上(55.8%)を占め、ネットショッピング市場規模は7634億1千万元に達する見込みだ。

 また、ネットショッピングの利用者も拡大すると見られる。昨年、中国のネットショッピング利用者は1億4800万人で、中国のネットユーザー全体の32.9%を占めた。今年、ネットショッピング利用者数は30.4%増の1億9300万人に達する見通し。

 なお、男性によるネットショッピング利用は52.4%、女性は47.6%を占め、男女比の構造は安定している。また、依然として19歳-30歳の若年層が半数以上を占めているが、注目すべきは、30歳-40歳の利用が22.5%と、やや増加している点だ。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます