安徽省南部・休寧県にある斉雲山国家地質公園でこのほど、古生物学者が恐竜の足跡の化石26ヵ所を新たに発見した。白亜紀後期の地層から発掘され、保存状態が良く、高い研究価値を持つ。新華社のウェブサイト「新華網」が7日付で伝えた。
現地周辺で発見された恐竜の足跡はこれで、草食恐竜と肉食恐竜をあわせ計62ヵ所になった。今回発見された化石は白亜紀後期の恐竜の生活習性や気候環境を研究するうえで重要な意義を持つ。
同公園は典型的な丹霞地形で、約9000万年前の白亜紀後期以来の地形変化の過程における地質作用を反映している。斉雲山は湖北省の武当山、四川省の鶴鳴山、江西省の龍虎山とともに道教の4大名山として知られる。