1ペタフロップス級スーパーコンピュータ「天河1号」を利用した国家スーパーコンピュータ長沙センターの第1期工事が終り、正式な運用が始まった。天津市に続き、中国で2番目の国家スパコンセンターだ。「中国新聞網」が10日付で伝えた。
同センターは世界最速の高速インターネットシステムを採用。演算速度を高め、配置を合理化し、的確な応用と個々に応じたサービスを実現しており、様々な分野での応用に適している。第1期利用機関には湖南省気象局、省国土資源庁、湖南大学などの名が並び、アニメ制作、最新鋭機械設備の設計、基礎科学研究などにも利用される。
天河1号は10月1日までに3ペタフロップス、今後5年以内に10ペタフロップスに改良。同センターは世界をリードするレベルに達し、1日の演算量は現在の一般的なパソコン1台の160年相当にまで増える見通しだ。