国家人口・計画出産委員会の李斌主任は11日の「世界人口デー」記念大会で、改革開放初期には22%だった世界人口に占める中国人の割合が2010年には19%に下がったことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
李主任は乳児死亡率や妊産婦死亡率が発展途上国の中で最も低い水準にあることを指摘。▽改革開放初期に比べて平均寿命が68歳から中等先進国水準の73.5歳に延びた▽人間開発指数が0.53から0.66へと世界で最も急速に伸びた▽貧困率が大幅に下がり、途上国の貧困撲滅の模範となり、世界の人口と開発にも重要な貢献を果たした--ことを紹介した。