台湾大同大学は13日に記者会見を開き、携帯電話やタブレットPCでリモコンのヘリコプターを操作する新技術を発表した。同大学はまずWiMAXの構内ネットワークを構築、情報伝達の距離に限界があるWiFi技術を打ち破り、Androidプラットフォームの携帯やタブレットPCに基づきリモートコントロールでヘリコプターを操縦できるようにした。このヘリコプターは映像も伝送可能だ。この技術は今後、災害現場の映像のリアルタイムな伝達に用いられ、災害救助関係者は速やかに現場の状況を判断して救援の効率を向上させることができるようになる。現在、この技術を人力に替えて校内巡回に利用する計画もある。写真は13日、タブレットPCを使ってリモコンのヘリコプターを操作するデモンストレーション担当者。