2011年07月18日-07月22日
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中国、ポリイミド薄膜の産業化を実現

2011年07月18日

 中国は長年の独自研究を経て、独自の知的財産権を持つ高性能ポリイミド薄膜の製造技術を掌握し、産業化も実現した。高性能ポリイミド薄膜は優れた耐熱性、電気絶縁性、強靱性を備え、機械電力設備、マイクロエレクトロニクス、航空・宇宙分野に幅広く応用されて、「黄金の薄膜」と呼ばれている。中国科学院化学研究所と深セン瑞華泰科技公司は8年間の協力を経て生産拠点を完成。コア技術を掌握し、市場コストを引き下げて、米日メーカーによる長年の独占状況を打破した。すでに年350トンの生産能力を備えており、年間生産額は2億元に達する。人民日報海外版が伝えた。

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